パートの契約更新と雇い止め

パートタイマーの仕事で問題になりやすいのが、“雇い止め”というものです。裁判に発展することもあるので、注意しなければいけません。


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女性のパートタイマーの場合、かなり長期的に働くこともあります。主婦の場合は、1つの職場で5年間や6年間も務めることは珍しいことではありません。それだけ長く勤めると、これからもずっと雇ってもらえると思うわけです。その時に大きな問題になるのが雇い止めです。
雇い止めとは、雇用契約を更新しないということになります。雇い主側とパートタイマーの間でトラブルに発生する事例が増えていますので、パートとして働く予定の方も注意しなければいけません。

雇い止めのトラブルが発生しないケース

契約が満期で終了すれば問題なし!
期間を定めて雇用している場合には、雇い止めというトラブルにはなりません。有期雇用契約というものですが、例えば、繁忙期の季節だけ雇うような場合には、雇い止めという発想にはならないわけです。契約が満期で終了した、ということになります。

雇い止めのトラブルが発生するケース

契約更新が繰り返されるタイプはトラブルになりやすいです。何度も契約更新が行われている場合に特に労働者側に問題がないのに、急に契約更新しないということになると、そこでトラブルが発生します。

雇い止めが認められないケースも

裁判まで発展すると、雇い止めが認められないケースが多いです。労働者の働く権利がいとめられて、雇い止めを向行為とする判決が出るわけです。主なその裁判結果の理由としては、「期間の定めのない契約と認められたケース」があります。

期間の定めがない契約になれば、勝手に解雇するような事ができないというわけです。さらに、契約更新についての従業員の期待が認められるものと判断した場合でも雇い止めが認められないことがありました。

もしも、急に契約更新しないという状況が生まれた場合には、雇い主側と交渉するのも良いですし、法律事務所に相談しに行くのもおすすめです。

正当に雇い止めとは

一方で、契約更新の有無に関する説明がされており、契約更新の判断基準の説明がしっかりとされている場合には、雇い止めが認められます。裁判でも有利にならないことがあると理解してください。

パートで働く時の注意点

雇い止めについてみてきましたが、どのような方針を雇用主が持っているのかを調べることが重要です。契約についての情報をしっかりと確認したうえで働きはじめましょう。雇用契約書をしっかりと読んで、理解してからパートの仕事を始めれば安心です。